明日にはアムステルダムから日本へ
アムステルダム最終の夜。
だいたい晴れ、けれど時に雨。
半袖姿も多いけれど
私にはスプリングコートが必要な気温。
日本は連日30℃を超える猛暑だという。
ポルトガルから帰って来ると
オランダですら湿気ていると感じるのに
日本に帰ると、さて、どうなる!?
昨日のオリンピック、女子サッカーの準決勝
日本はブラジルに2ー0で勝ち、快挙。
ドイツZDFのニュースでもその様子が大々的に放映されていた。
最後に監督さんが「もう終わるのか」と時計を3回見た
場面までばっちり強調されて。(笑)
体操の内村選手のことも
チーズ屋のおにいさんと話した。
あれこれ、新しいチーズを試食しながら。
しっかり買いもして
真空パックにもしてもらったので
随分話す時間もあった。(笑)
ああ~、よき滞在だった。
そして何より、歌う時の発見が
大きかった。
まとまったことで、安心もした。
これらが、演奏会と教えることに
どのように反映されるだろうか。
挑戦はどこまでも続く。
ひとまず、もっと練習が必要だ。
自分独自の感覚をもっと明確に確立するために。
オリンピックの選手と同じだな。
絵画や小説のようにゆっくり時間をかけて
付け加えができないし、
音楽は一瞬にして終わると思っていたけれど
10月のリサイタルの曲、もっとも短いマーラーの曲
Blicke mir nicht in die Lieder 私の歌を見つめないで
で、1分30秒「も」ある。
オリンピックを見ていると、
勝負できる時間は実は長いと思えてきた。
どうなんだろ、これっていいこと??
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コメント
Buenos Dias
素晴らしい旅行記。一緒に体験している気分になりました。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ですよね。怖さを恐れずどこにでも挑戦していく弘子先生が輝いていました。お会いして、いっぱいお話が聴きたいです。10月のリサイタルも素晴らしいお声が聴けそうで楽しみです。
Obrigado S
投稿: kyoto maro | 2012年8月11日 (土) 12時53分