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2012年9月30日 (日)

暗譜について その1

Sunflower_120930


私のレッスンに熱心にやってくるピアニスト
(普段はピアノトリオや弦楽器の伴奏に忙しく
演奏活動を積極的に行っている方)
間もなく演奏会を控えているという。
しかも今回は久々のピアノソロもある。

暗譜が大変、昔は勝手に覚えていたのに。。。
何も困らなかったのに。。。
今回はなぜだか覚えられない
とにかく、怖い。。。と言われる。

レッスンで見ていると二つのことに気づく。
*曲は十分手中におさまっている。
*難しい個所でわからなくなるわけではない。


覚えにくい原因を探るべく
質問を続けると。。

演奏会は多いけれど、ソロで弾くのは久しぶりだという。
室内楽や伴奏では、いつも楽譜がある。
ソロは暗譜、楽譜なしだ。
精神的にものすごく違うのだという。

さらに、「先生」という立場で弾くことになる演奏会だそうだ。
だから「失敗は許されない」と考えてしまって、
プレッシャーがあるのだという。

私が思うに、たぶん、そのプレッシャーは余分というか
必要ないだろう。
そう考える必要はない。先生がなんだ。
難しいかもしれないが
音楽することに集中すべきだし、できると思う。

練習している時ではなく、
それ以外の時間に、脳とからだの関係が
少しずつおかしくなっているように
観察できた。

なぜなら、彼女にとって
その曲は十分弾ける曲だ。


そんなことを考えていたら
舘野泉さんの「ひまわりの海」という本の中に
暗譜について書かれているところがあったのを思い出した。

昔は楽譜を持ってピアノを弾く人が多かった
だから、暗譜についてそんなに厳格に考えないで
覚えられなかったら、楽譜を見て弾く
ぐらいの気持ちでいたらいいのではないか

そんなくだりがあったと思うけれど
違ったかな。


声楽の場合は、音がわからなくなることはない。
もっとも急に飛ばしてしまったり。。。そういうことはあるけれど。(笑)
わからなくなるのは歌詞だ。

どうやって覚えるのですか?

と聞かれることも多い。

私の場合はまる暗記は苦手だから
まずは徹底的に意味と文法のことを考える。
さらにどう感情が流れていくのか、どういう意味なのか、
場面をイメージする。
すると、そうこうしているうちに覚えられている。
覚えにくいところには必ず理由があるから
それを探すことにしている。

そしてあとは読む、読む、歌う、歌う。。。
書く、書く。。。も入れるとさらにいいかもしれないな。


けど忘れること、ありますよね。
世界的な人だって、おかしくなるところに遭遇したこと
ありますよ。
だって人間だもの。

と、おおらかに考えて
あとはただただ、努力あるのみなのかなぁ~。


皆さんの暗譜の方法は??

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