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2015年6月 6日 (土)

「合わせる」コツは? <その1 連弾>

【ピアノの連弾】

「相手に合わせていたら調子が悪くなってしまった」というひとが
レッスンにやってきた。
「ここだけの話だが、相手が下手だったので。。。」
下手なほうは「自分が弾くことに精一杯」、
そこで上手な(実は音楽的流れのある)彼女の方が
合わさざるを得なかったそう。
結果、そのタイミングに合わせていたら
彼女はなんだかどんどん自分の調子が狂ってきたのだという。

「うん?それは合わせてはいけなかったのでは?
自分の方に引っ張ってあげた方がよかったのでは??」


私としては非常に想像がつく話。
ふつうの?PTAの顔をした小学生のお母さんで
彼女ほど弾ける人は少ない。


一方で、こんな相談を受けたことがある。
「連弾をする相手がすごく上手なので差がついてしまう。
気後れして弾けなくなってしまう」というものだ。

「なに、言ってるの?!
相手が上手な方がいいに決まってるじゃない!」
というのが私の意見。
しかも相手は、やさしい話しやすい人だという。
だったら素直に自分がよく弾けないことを認めて
いろいろ教えてもらえばいい。


どうも最近、「よくできる人」が「目立たないように気をつけている」
という話をよく聞くようになった。
(前者の彼女がそう。気をつかいすぎ。)

人間関係もいろいろあろうから、
それも必要な時もあるかもしれないが、
せっかくの力やエネルギーは
先に進むほうに使えて、
みんなで向上できるといいな。

「出る杭は打たれる」のは一昔前の日本で、
「出ない杭をひっぱる」とか
「出た杭はさらに伸びる」とか
どれでも選べたらいいな。

そして思うのは、
どうも他人のことが気になりすぎる世の中ではないかということ。

自分のペースが崩れてしまっては
実は相手に合わせようがない。

一方で、直接的にすぐに変えられるのは自分なので、
そういった意味で
「自分を中心に」
よくなると
それは周りもよくならないかな。
「自己中心」で自分を向上させること、
そして「周りを受け入れ」ながら
でも、相手に巻き込まれないこと。
よいことは自分の中と外、
同時進行で起こるのではないかなぁ~。

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