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2015年8月10日 (月)

W.Blake: A Poison Tree / ブレイクの「毒のある木」

9月のリサイタルで歌う曲の一つ。
アメリカのDaniel Carの作品。
詩はイギリスのWilliam Blake。



A Poison Tree

 

I was angry with my friend:
I told my wrath, my wrath did end.
I was angry with my foe:
I told it not, my wrath did grow.

私は 私の友に腹を立てた
私は私の憤りを語った 私の憤りは消えた
私は私の敵に腹を立てた
私は黙っていた 私の怒りはつのった

 

And I wasted it in fears,
Night and morning with my tears;
And I sunned it with smiles,
And with soft deceitful wiles.

そして私は それに恐怖の水をかけ
夜も昼も 私の涙をそそいだ
そして私は それを微笑みの陽にあて
口あたりのよい 欺瞞の肥料で育てた

 

And it grew both day and night,
Till it bore an apple bright.
And my foe beheld it shine,
And he knew that it was mine,

その木は 日ごと 夜ごと大きくなり
ついに きらきら光る 林檎の実を結んだ
そして 私の敵は それが輝くのを見
それが私のだと知り

 

And into my garden stole
When the night had veiled the pole;
In the morning glad I see
My foe outstretched beneath the tree.

私の庭へ忍び込んだ
夜が すっかり天空をおおいつくした時
朝になって 私が見たら うれしや
私の敵は その木の下に のびていた



最初にこの作品にであった時、なんとも。。。
不気味で不思議な雰囲気が。

詩も音楽も。
でも だんだん慣れてきたかも。



訳は私がしたといいたところだけれど
もしそういうのなら、かなりの盗作だ!?

次の2冊の本を大いに参考にした。
言葉って不思議だ。

選ぶのがほんとに難しい。



寿岳文章訳:ブレイク詩集(岩波文庫)
松島正一編:対訳 ブレイク詩集(岩波文庫)

特に、寿岳氏の訳は素晴らしいと思う。

 

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