2017年2月 4日 (土)

合唱人のためのボディ・マッピング講座が終了しました

Panamusica170204_16kawai2_banner_no

京都での合唱人のためのボディ・マッピング講座が終了しました。
多くの皆さまのご参加がありました。ありがとうございました!
80名以上の参加だったようです。

パナムジカさんの方も、初めて開催する夜の講座だったそうです。
遠くから来られる方は難しいかなと思っていたのですが、
鹿児島から、島根から、広島から、
東は埼玉から夜行バスで駆けつけてくれた高校生の男の子...
などなど、なんだか感激でした。
もちろん、関西の皆さまのあふれ出るパワーも感じながら。

Panamusicabm170204_7894


いつも合唱愛好家の方にお会いすると、
歌うことへのひたむきさとか、
純粋に歌いたいという強い思い、
上手になりたいという熱心さなどなど、
音楽を専門にするものがともすると忘れそうになっている本質に向かい合うことになり、
感動します。
そして、指導する立場にある者として責任と
自分に与えられた使命感のようなものを感じます。

Panamusicabm170204_7901




さて、講座ですが、笑いいっぱい、楽しさいっぱい
有意義な学びの2時間半にしたつもりです。
いかがだったでしょうか??

■ ボディ・マッピングとは何か?

Panamusicabm170204_7905


各自に骨を書いていただきましたが、
これがなかなか難しく。。。
です、です。

「ボディ・マップ」とは、からだの地図で
自分の頭の中に自分がどのように描かれているか?ということです。

そして、その地図が現地と違う場合は
うまくからだが動かないので、うまく歌えないということがわかっています。

Panamusicabm170204_7898


■ 実践編

実際に歌っていただきながら、からだのこと、ボディ・マップのことを説明しました。
修正していただき、歌声が変わることを試しました。

Panamusicabm170204_7904


バランスボールの上で、座って動きながら(脚も感じて)
歌うと、すう~と声が出たり。^^)v
理由はちゃんとありますよ。

あらかじめ質問を受けていたのですが、
その中のいくつかをここに書きます。
たぶん、参考にしていただけること
あるのではないかと思いますから。

Q:
発声する時に、口、喉、舌などの各部位を
どのような状態にするのが適切かが分かりません。
Ex.顎の位置、喉仏の位置、舌の位置、軟膏蓋 等)

A(私の答え):
「口、喉、舌などの部位をどのようにするのが適切なのか」と考える必要はありません。
そう考えると歌えなくなってしまいます。


Q:「頭から出して」「背中まで息を入れて」「支えて」など、指導者の言葉が理解できない。
息が長く持たない。→呼吸法と発声の基本理論(仕組み)

A: 
すごくいい質問ですね。私もその意味がわからなかったので、
このような勉強をしました。
声は頭から出ないし、背中には息が入りません。
正しくは「息は肺に入ります。肺は前面だけではなく、
背中側にもあります、
肺の大きさを解剖図で確かめてみましょう。

「ささえて」はまずはまったく無視していい言葉です。
「ささえよう」として、固まってしまう人の方が多いのです。
よく歌えるようになると、「ささえた」感覚が自分のからだの中に生まれます。
まずは、のびのび歌ってください!それが始まりです。

 

 

Q: 安定した音程、深みのある声、長いフレージングに耐えるブレス・・・etc
欲しいものはたくさんありますが、団員が高齢化していて
若者のようにメキメキ上達することができません。
→特に知りたいのは、よく響く合唱向けの声のつくり方。
(どうしても、浅い、響きのない声になります。)
良い発声を求めすぎると、団員の歌う楽しみを奪うような気持ちが働き、
もう一つ突っ込んだ指導ができない。
→合唱するからには「本物」を目指したい。
昭和
53年に創立した合唱団で、かなり年数は経っていますが、歩みは遅々として進みません。
これでいいのだ!という団員も居ます・・・・
でも、なんとか去年より
1 mm

でも進歩できる、なにかいい方法はないかといろいろ試しています。

A: 

私は「よい発声指導」と「楽しいこと」は、両立すると思っています。
そして両立するのは、「からだを気持ちよく使う」時です。

皆さん、肩が凝っていませんか?まずは「背骨ほぐし肘○体操」
(「うまく歌える『からだ』のつかいかた」p91)で
首や肩をほぐしましょう。

「本物」の合唱をしたいと思う前に、今ある声とからだを使って、
のびのび歌えるよい雰囲気を作るには?
そこに「本物」に近づくヒントが、既にあると私は思います。
年齢に関係なく進歩できるし、
また進歩にもいろいろな意味があるのではないでしょうか? 
年とともに音楽に関する感受性や理解は、
若い時とは違った意味で、
私は深まることを知っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)